brewKinect On Mac 環境を整える


概要

Macで、homebrewを使ってKinect環境を整えてみる。

Portsを使ったサンプルはいっぱいあるのでPortsのひとは回れ右すれば良いと思う。


あくまで単純にKinectをMacから動かそう的な奴なので、

その先の用途(Unity用のゲームとしてポーズとって何かの入力に使うとか)はココから先の話。



インストール


1.libusbをbrewから入れる

brew install libusb --universal


make部分でエラーがでるのは、/usr/local/includeへの書き込みを行おうとするため。

includeフォルダへの搔き込み権限不足でエラー出した。

brewsudo使わないので、該当のフォルダの権限を変更してからinstall実行すると良いと思う。



2.LibFreeNectをgit clone

https://github.com/OpenKinect/libfreenect



3.cmakeを入れる

LibFreeNectをビルドするために使う。

MacOSX 用のはここから手に入る。

http://www.cmake.org


自分はCMake 2.8-10で試した。



4.ビルド

LibFreeNectをビルドする。

libFreeNectの入っているフォルダまで行き、


cmake .


エラーが出る場合、libusbがちゃんと入ってない(libusbの時点でerrorが出てるとか)だと思う。


続けてmake

highvision:libfreenect highvision$ make


で、


Scanning dependencies of target freenect

[  4%] Building C object src/CMakeFiles/freenect.dir/core.c.o

[  8%] Building C object src/CMakeFiles/freenect.dir/tilt.c.o

(中略)

[100%] Building CXX object wrappers/cpp/CMakeFiles/cppview.dir/cppview.cpp.o

Linking CXX executable ../../bin/cppview

[100%] Built target cppview



からの、install

sudo make install


LibFreeNectが無事に入った。


5.試運転

ココまで来たら、KinectをUSBでMacに繋いで、下記から適当に選んで実行するとKinectを自由に動かせる。

glpclview

立体分割(大体この辺の奥行きにあるんじゃねーかなーってところを計算してポリゴンに貼ったみたいに見せる)


Preferencesからトラックパッドでのコントロールとかが可能になるので、

画面サイズ変えつつDrag&Dropとかやってると結構楽しめると思う。

wでズームイン、sでズームアウトが出来る。


glview

標準的な2カメラでの深度色付け表示

hiview

カメラ一つずつを分けて表示


regview

被写界深度付きビューが見れる


tiltdemo

ひたすらKinectの角度が変わる


wavrecord

自分の環境だと入ってないよ! て言われた。

micview

自分の環境だと入ってないよ! て言われた。


regtest

自分の環境だと入ってないよ! て言われた。



参考

10,8対応

http://www.codingcolor.com/featured-articles/set-up-kinect-on-osx-10-8-mountain-lion/

記事はportだけど、brewからで同様の手順でできた。